すっげ〜おもしろかった。
この映画って公開当時、かなり注目されてたようですね。
「ナビィの恋」の中江裕司監督の最新作。っつ〜ことで。当時から、近年の日本映画の二大巨匠は「宮崎駿」と「中江裕司」とも言われてたそうな。
で、オイラは最近見たんですよ。え〜っと、テレビ東京で夜中やってる映画枠。木曜日だっけか。そう!おもいだした「シネ・ラ・バンバ」だすよ。普段、そんな時間にTVを、ましてやテレビ東京なぞ、つけていないんですけど、なんかTVをソファーでくつろぎ見てたんです。そしたら始まりましたよ「ホテルハイビスカス」なんじゃそりゃ!?ところがびっくり。舞台が沖縄じゃないですか。お〜沖縄最高〜。ってんで、気分を入れ替えじっくり見ることに。
ホテル・ハイビスカスは一泊四千円のところ、今なら沖縄料理付きで三千円。でもお客さんが泊まれる部屋はひとつしかない。ホテルを営んでいるのは腕白でお転婆、なんとも型破りな小学校3年生の少女・美恵子をはじめ、バーで働きながら一家を支えている美人の母ちゃん、三線(さんしん)とビリヤードが得意な父ちゃん、黒人とのハーフのケンジにぃにぃ、白人とのハーフのサチコねぇねぇ、そしてくわえタバコのおばぁ、なんとも"インタァナソナル"、な顔ぶれだ。美恵子は今日も忙しい。同じクラスの親友ガッパイとミンタマーを引き連れて、森の精霊キジムナーを探すのだ。そんな学校の帰り道、美恵子らは行き倒れの青年を発見し、ホテルに運んでやることにした。青年の名は能登島。彼もその日をきっかけにホテル・ハイビスカスの泊まり客として、美恵子ら家族の一員となった。そこからはじまる美恵子の夏休みのロードムービー。
冒頭からあの沖縄カラーの絵なんですよ。最高ですよ。さらに、「なんじゃこのガキんちょは〜!」超元気なの!
元気っていうDNAのみで構成されているような子役の女の子「チャン」なんでもこの映画のための3000人以上のオーディションから勝ち抜いた、素人の女の子だそうよ。男の子の子分がいて、お下劣な替え歌ばっかり歌ってる。でも素直でとってもカワイイ。この子、すっげ〜元気で大声出して演技してるんだけど、不思議とわざとらしくない。この映画はこの子じゃないと成立しない。この子の元気がすべてです。
脇を固めるのは豪華キャスト、
メチャメチャ奇麗な「余貴美子」
ちゅらさんでおなじみの「平良とみ」おばぁ。
沖縄民謡の第一人者「照屋政雄」
さらに沖縄民謡界の巨匠「登川誠仁」
もう最高のキャストです。だから元気いっぱいの映画になるわけさ。
| ホテル・ハイビスカス | |
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すきなシーンがあります。父ちゃんが美恵子をしかるシーンです。美恵子は友達からアメリカ旅行に行った母ちゃんが「二度と戻ってこない」と意地悪を言われた怒って石を投げて反撃してしまいます。そのことで父ちゃんに「人に石を投げたらいかん、それが大きくなると戦争になるんだぞ」とひどく叱られるシーンです。沖縄と戦争、日本とアメリカ、っていう一貫したテーマがこの映画にはあります。戦争や沖縄の伝統文化は、大人が子供にわかりやすくキチンと教えてることで正しく受け継がれているんだ。って感じました。すごく愛があるとっても好きなシーンです。
これ見たら、こころがほんわかしてくるし、美恵子からいっぱい元気をもらえた気がしました。昔を思い出して「あの頃は、こんなガキんちょいっぱいいたよな〜」って。超ノスタルジックファンタジー映画とでも言いましょうか。
疲れてる方。しぼんじゃってる方。うまくいってない方。オススメです。とにかく楽しくて元気をもらえる映画です。



